添削の依頼が来ました⑤ ペット編

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今回のテーマ

私のWe chatに添削の依頼が来ました。始めに原文を載せます。そして、1文ずつ添削をし、解説をします。

最後に講評を書きます。

原文

ペットブームに関わりの見方
現在の社会で、ペットの地位はますます重要になります。人々はペットを飼って、そしてペットの可愛いの瞬間を摂る、インターネットでその幸せを分かち合います。
ペットの愛しさは、今ストレス積まっているの若者に対する、確かに気持ちをよくになります。それ以外は高齢化社会の進展につれて、高齢者の中である人は一人暮らして寂しいから、ペットあればその退屈な生活を必ず変わります。私もペットのことが好きです。その可愛い姿を見ると気持ちはすぐよくになりました。ペットブームは今後必ずうまく進んていると思います。




添削

ペットブームに関わりの見方

ペットブームへの関わりに対する見方


現在の社会で、ペットの地位はますます重要になります。

人々はペットを飼って、そしてペットの可愛いの瞬間を摂る、インターネットでその幸せを分かち合います。

人々はペットを飼って、ペットの可愛い瞬間を撮り、インターネットでその幸せを分かち合います。
人々はペットを飼います。そしてペットの可愛い瞬間を撮り、インターネットでその幸せを分かち合います。

解説:「そして」の前は「て」によって接続されているので、「そして」は冗長です。「そして」を使いたい場合は2文目を参考にしてください。


ペットの愛しさは、今ストレス積まっているの若者に対する、確かに気持ちをよくになります。

ペットの愛しさは、今ストレスが溜まっている若者を、確かに気持ちをよくさせます。

解説: 「溜まる」(たまる)。漢字で書く必要はありません。
    「なります」は自動詞なので、他動詞の「させます」にします

それ以外は高齢化社会の進展につれて、高齢者の中である人は一人暮らして寂しいから、ペットあればその退屈な生活を必ず変わります。

それ以外は高齢化社会の進展につれて、高齢者の中である人は一人暮らし寂しく感じます。ペットあればその退屈な生活必ず変わります。
それ以外は高齢化社会の進展につれて、高齢者の中である人は一人暮らしをしていて寂しいです。ペットあればその退屈な生活を必ず変えます

解説:1文目は「一人暮らし」という名詞と「で」の組み合わせで書きました。2文目は「一人暮らしをする」を「て」で接続しました。

「ペット」」は動物なので「居る(いる)」を使っても良いでしょう。

「変わる」は自動詞なので「を」ではなく「が」を使います。
 余談ですが「は」にした場合、単純に、ペット最低限がいれば、生活が変わるという意味になり、他のもののでも生活が変わる余地があります。一方「が」の場合、「ペットが重要である」ことを強調できます。「他のものではなく、ペットこそが寂しい生活を変える」ということになります。
 現実的には「ペット」以外にも寂しい生活を変えるものは存在しますが、筆者は「ペット」文章のテーマにしていますので、ここでは「が」が適切です。
「が」と「は」の違いについては以下のリンクをご覧になってください。


改訂増補版!「は」と「が」の使い分けの方法①
改訂増補版!「は」と「が」の使い分けの方法②

私もペットのことが好きです。

その可愛い姿を見ると気持ちはすぐよくになりました。

その可愛い姿を見ると気持ちはすぐよくなりました。

解説:「に」は格助詞です。格助詞は名詞や名詞に準ずる言葉に接続します。「よく」は名詞ではありません。

ペットブームは今後必ずうまく進んていると思います。

ペットブームは今後必ずうまく進んていと思います。

解説:「進んでいる」だと、現在のことを表しますので、「今後」のことを示すのには少々相性が悪いです。現在から未来への事態への展開を表すには「いく」という補助動詞を使います。
「経済は今後、回復していくだろう。」

「経済は今、回復している。」

但し、未来の状態だけを表すなら「今後~進んでいる」でも問題はないです。ただ、「進んでいる」と書くと、
どうしても、現在の話に聞こえて、「今後」との相性が悪いです。なぜなら「今後」は「現在から未来」という意味だからです。外国人が言うと、日本人に日本語が間違っていると指摘されるかもしれません。

「ペットブームは10年後に(今後)うまく進んでいると思います。」


ちなみに「進んている」ではなく、「進んでいる」です。



講評

作文のポイント


自動詞、他動詞の区別を明確にしましょう。原則、自動詞は「が」、他動詞は「を」を使います。

格助詞は名詞につけましょう。今回は「に」が出てきましたね。

現在から未来にかけた状態や事態を表す場合は補助動詞「いく」を用います。
「飛行機は東京に近づいていく。」


First picture: Photo by ipet photo on Unsplash
Second picture: Photo by Ana Francisconi on Unsplash