話し始める時の余計な言葉は聞き苦しい ~「えー」と「ええとー」という感嘆詞~

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今回のテーマ

今回は皆さんがスピーチをする時に、役立つテクニックをご紹介します。


「えー」や「ええとー」や「えっと」という感嘆詞を使わないという心得です。



例文

例文A,B,Cを挙げます。

お客様に商品の説明をする際に、

「えー、この件はですね、」

渡辺由佳, 2011 「会話力の基本」日本実業出版社 p .19

B

「ええとー、私がこの商品のご説明します。」

渡辺由佳, 2011 「会話力の基本」日本実業出版社 p 19

「わたくしがこちらの商品のご説明をさせていただきます。」

渡辺由佳, 2011 「会話力の基本」日本実業出版社 p .19

日本人のなかで、スピーチの際に「えー」等で始める人は多いです。

そもそも、スピーチの練習をする機会が少ないので、スピーチが上手く無いからという理由もあります。


「えー」や「ええとー」などは、話のリズムを取ろうとして入れる人がいますが、聞き手は会話やスピーチの中身よりも、「えー」等の言葉の方が気になって耳障りです。



そこで、Cのような話し方をすると、聞き手もストレスが無いです。



 余談ですが、Cにある「させていただきます」はあまり適切な表現と言えません。「説明します」、「説明致します」で十分です。

詳しくは、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。リンクになっています。
「させていただきます」の使い方には気をつけろ!①
「させていただきます」の使い方には気をつけろ!②
「させていただきます」の使い方には気をつけろ!③


この渡辺の本のように、日本語の解説を書いた本でありながら、不適切な日本語を書いている場合もよく見られます。

また、日本語教師ですら、間違った日本語を平気で使う場合があるので、判断は難しいとは思いますが、皆さんも気をつけましょう。


まとめ

自分は無駄な言葉を入れていないと思っていても、無意識のうちに「えー」などが入ってしまうことがありますので、意識して気をつければ、あなたの会話もより上手になります。